【中津川 栗きんとん】が出来るまで
■新鮮な栗をきれいに水洗いし、丸ごとそのまま蒸し上げます。 新鮮できずのない栗を選別し、水洗いをしたものを、一気に蒸しあげていきます。 |
■蒸しあがったばかりホクホクの栗を半分に切ります。 【栗きんとん】は味はもちろん風味も大切です。栗の中身を確認し、色の悪いもの・臭いの悪いものは全て取り除きます。 |
■半分に切った栗の中身を取り出します。 毎年【栗きんとん】の時期には、栗ほりの専属アルバイト・パートの方にお手伝いを頂いて、昔ながらの方法で、一つ一つ丁寧に竹べらで中身を取り出します。手ぼりだけではさすがに追いつかない為、機械で半分に切った栗をローラーにかけてつぶし、中身を取り出す作業も行っております。 |
■栗の中身を裏ごしします。 機械を使って、栗の中身を丁寧に裏ごしし、口当たりなめらかな状態を作ります。 |
■細かい作業ですが、手でもふるいにかけます。 栗の粒状を残す為に、手作業でふるいにかけながら、皮やシブなどの不純物を取り除きます。 |
■窯で焚き上げます。 不純物取り除いた栗の中身に砂糖を加え、栗きんとん餡を炊き上げます。気候・気温により栗の状態、窯の焚き時間等の調整が必要となります。ここは、昔からの職人の腕のみせどころです。 |
*おまけ*■ここで『おこげ』が取れます。 テレビで取り上げられた事で話題となった『おこげ』。窯から栗きんとん餡を取り出し、窯の底ににこびりついたものが『おこげ』です。材料はもちろん【栗きんとん】と同じ。窯のふちについた物なので栗きんとんの薄皮せんべいといった所でしょうか。 |
■茶巾絞りにして仕上げます。 栗きんとん餡を定分量に分けて、一つ一つ丁寧に茶巾絞りにして仕上げます。 |
■包装をして出来上がりです。 栗の風味豊かな、季節限定の中津川銘菓【栗きんとん】をお楽しみください。 |
■【栗きんとん】大臣賞受賞■ 栗菓子処-信玄堂では、昭和59年に【栗きんとん】で大臣賞を受賞しております。昔から伝わる伝統の味を、職人達が受け継ぎながら、創業90年を迎えようとしております。 |